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吹奏楽団Festaによるブログです
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HN:
吹奏楽団Festa
性別:
非公開
自己紹介:
12/30から1/4までの期間限定吹奏楽団です。
日本全国から、1/4の演奏会のためにメンバーは集まります!
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こんにちわ!吹奏楽団Festaです!!

今日はたなばたですね。
というわけで、今日は酒井格さんの「たなばた」をご紹介しましょう。



たなばた祭りといえば、仙台が有名ですよね。
このお祭りは戦国武将の伊達政宗が始めたと言われています。

その一方で、あまり有名ではないかもしれませんが、大阪府交野市は日本における「たなばた」伝説発祥の地とされています。

交野市と枚方市にまたがる「交野ヶ原」という場所の中心部には、
その名も「天野川」(あまのがわ)が流れ(「甘野川」が平安時代の歌人により言い換えられたとのこと)、
天の川に分か断れるように、川の東側には織姫を祀った「機物神社(はたものじんじゃ)」が、
西側には彦星と呼ばれる牽牛の宿った牽牛石が祀られています。

そして、天野川に架かる「逢合橋」(あいあいばし)で、2人が会ったと伝えられています。


現在では、牽牛石が祀られていた枚方市の中山寺は既に廃寺となって公園になっており、
牽牛石は地元の人も知らないほど細々と存在しているそうです。

一方機物神社では、七夕の時期に、飾り立てられたたくさんの飾り立てられたたくさんの巨大な笹に短冊が舞う、七夕祭りが盛大に催されます。


そんな交野市で生まれ育った作曲家である酒井格(1970-)がまだ高校生だった1988年に、
吹奏楽部でフルートを担当していた高校時代の思い出と地元ゆかりの七夕伝説に思いを馳せて描いたのがこの曲です。


星間飛行をしているような「急」の場面と、満天の星空を表現したかのような「緩」の場面で構成されたこの曲は、
シンプルなA-B-Aの3部形式で構成されており、七夕伝説や星空を感じさせるロマンチックさと青春の甘酸っぱさのようなものを感じさせます。


そろそろ日も暮れて、夜空が見える時間帯ですね。
皆様の街では二人の幸せな時間が見えそうでしょうか??


ぜひ、今日の夜はFestaの「たなばた」を聞きながら夜空を眺めてみてくださいね!

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みなさんこんにちわ!吹奏楽団Festaです。

世間はGWも終わり、次の祝日は7月の海の日。
年間で一番祝日がないシーズン真っ只中ですねぇ・・・。

なかなか気分転換が難しい時期だからこそ、
Festaの演奏を聴いてみませんか??


当団の演奏会のプログラムは、毎年クラシック一辺倒です。
年末年始休暇を利用した5泊6日の合宿だけで本番を迎えることを言い訳にせず、音楽には決して妥協せず取り組んでいます。

ですが、ニューイヤーコンサートですので、
アンコールをいただけたなら・・・
お客様へのちょっとしたお年玉プレゼントのつもりで、「ポップスをお届けしよう」と考えております。

本プロとは打って変わって、アンコールでは音楽を楽しみたいメンバーの想いを前面したノリと勢いを大切にしています。
当団の演奏会の常連の方は、このポップスアンコールを楽しみにされている方がたくさんおられるんです。

今回は、そんなアンコール曲の中からのご紹介です。

毎年1月4日にしか演奏会ができない、吹奏楽団Festaの演奏を不定期に紹介するシリーズ第3弾。
今回のご紹介は、「エル・クンバンチェロ」です!




この曲を演奏した2009年の演奏会は日曜日開催。
平日開催で参加できかった出演者が数多く復帰し、120人の出演者が集いました。

120人がノリと勢いを大切にした演奏をしたらどうなるのか。
ぜひ聞いてみてください!!

ちなみに、この演奏の聴きどころは・・・
当時の噂では、密かに舞台役者を志していたという男性が叫ぶ「クンバンチェロ!!」
キレのあるドラムスとパーカッション
ちょっと暴走気味ですが(汗)ハリのあるブラスセクション

など、たくさんあるんですが、
個人的には「全国各地から集った60名弱が奏でる、粒のそろった木管セクション」にぜひ注目してほしいです!

有名曲ゆえの、トータル合奏時間30分以下で臨んだとは思えない演奏で、
このエピソードを理解して聞けば、きっとテンション上がりますよ!!


余談ですが、エル・クンバンチェロを直訳すると、「口の広い杯(クンバ)をたたく男」なんですが、
スペイン語のニュアンスを含めて意訳すると「お酒を飲んでお祭り騒ぎをする人」といった感じ。

・・・5泊6日の合宿(&年越しパーティ)で本番を迎える楽団らしさを感じるのは私だけ!?

きっと、いい気分転換になると思います♪
ぜひ、お聴きください!!

次回もお楽しみに!!

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こんにちわ!吹奏楽団Festaですっ!!

早い人はすでにGWに突入された方もおられるようですね。
皆様はGWはどこかに旅行に行かれますか??
今の季節でしたら、どこにお出かけしても気持ちが良いですよね。


上高地(長野県)でのんびり


阿蘇山(熊本県)をドライブ


奥入瀬渓流(青森県)も散歩したいなぁ


新年度になって一か月、そろそろ一息つきたい頃ですし、
GWって、ちょうどよいタイミングなのかもしれませんね。


観光地巡りもいいですし、温泉地巡りもよし。
ふるさとでのんびりするのもいいですね。
中には、海外旅行に行かれる方もおられるかもしれませんね。

逆に、GWはバリバリ仕事、という方もおられるでしょう。
かくいう私は、ガッツリ仕事です (;^_^A)

さらには、ハッピーマンデーの影響で祝日も講義がある大学も最近は増えているようです。
そういう大学は決してGWも例外ではないようで・・・(汗)



吹奏楽団Festaでは、GWにちなんだ曲はさすがに演奏していませんが、
お休みを満喫できそうな曲なら演奏したことがありますよ!

というわけで、今回ご紹介するのは、P.スパーク作曲の
「A Weekend in Newyork」です。

スパーク曰く

「ニューヨークって、思ってたまんまやんけ!!」
という衝撃をそのまま曲にしたそうですので、
お忙しい方は、音楽を聴いて疑似旅行を楽しんでいただきたいと思います。


https://www.youtube.com/watch?v=d3OpDIMJJtY


曲の展開はだいたいこのような感じです。

・ニューヨークに下り立ったワクワク感が表現されたオープニング
・初めて見るニューヨークの都市風景が生き生きと描写された場面
・アメリカで生まれ発展したジャズを取り入れたアルト・サキソフォンのソロから始まるゆったりとしたブルースの場面
・即興的な動きが特徴的なモダン・ジャズの場面
・ニューヨークのせわしなさの中に感じた、恐怖のようなものや都市の物悲しさが表現された「ストリート・シーン」と名付けられた速い部分
・摩天楼からの絶景と、そこで感じる都市の物悲しさを感じさせる部分
・ジャズ・クラブの開いたドアから通りに漏れ聞こえる、アルト・サキソフォンのソロが印象的なラテン・ジャズが表現された場面

その後、
ここまでに登場した都市風景の描写、摩天楼の絶景、モダン・ジャズ、「ストリート・シーン」が順番を変えながら次々と現れ、オープニングを回帰させる形で曲が締めくくられます。


お忙しい方も、そうでない方も、
ぜひ我々の演奏で、ニューヨークを楽しんでくださいね!


次回もお楽しみに!!

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熊本地震から一年がたちました。

当団は年に一度、全国各地からメンバーが集うからこそ、
このような大きな災害は決して他人ごとではありません。

2001年に結成した当団は、
2004年の中越大震災で、参加したくても参加できない仲間がいる現実に直面しました。

そういった状況の中で私たちは、仲間にエールを送り、現地の人たちにエールを送り、
自分自身が吹奏楽を楽しみ続けることができることに感謝し、それを音楽で表現したいと考えるようになりました。

そんな当団は、今年のニューイヤーコンサートにおいて、
真島俊夫作曲の「太陽(ひ)は水平線に燃え上がる」という曲を演奏しました。

様々な思いを込めて選曲したのですが、
その中で私たちはとても偶然とは思えない体験をしたのです。


★その1「熊本ウインドでの出会い」

12年連続で参加している熊本在住のテナーサックス奏者のHさん。
Hさんは現在、熊本ウインドオーケストラで副団長兼副指揮者という要職についています。

当時文教大学1年のHさんに吹奏楽団Festaを紹介したのは、同じ大学の先輩でチューバのMさん。
このHさんとMさんが知り合った場所。
そこが「熊本ウインドオーケストラ」でした。

そしてもう一人のフェスタ熊本県人会員、ホルンのMさんも、熊本ウインドに所属した経験がありました。
(この曲の初演の練習にも立ち会っていたそうです)

そんな、当団と不思議なご縁で結ばれた(と勝手に思っている)熊本ウインドオーケストラが
「唯一」委嘱した作品(1999年)の作曲者。
それが、震災から一週間とあけず他界された真島氏でした。

震災で日常生活すらまともに過ごせない仲間がいる一方。
神奈川大学などで真島氏本人から多くの影響を受けた仲間もまた、涙している。


その事実に気づいた瞬間、
「この曲は、吹奏楽団Festaが演奏しなくてはいけない曲だ」
と、言葉にできない不思議な確信をもって選曲しました。

しかし、このあと不思議なことが立て続けに起きたのです。


★その2「真島氏のト書き」

楽譜を購入後に発覚したこと。
真島氏のスコアには、2001年に追加したであろうト書きがあり、
このような記載がありました。

-------
しかしやはり私は未来を信じたい。
混沌とした海に沈んでいった太陽が、
再び希望と力を取り戻して
水平線に姿をあらわすことを。
-------

まるで、今の熊本へのエールのように聞こえませんか?
もちろん偶然でしょうが、私たちには、熊本へのエールとしか思えなくなっていました。

そして、さらに・・・。


★その3「真島氏による密かな改訂」

唯一市販されている初演音源(響宴IV)はもちろん、
出版社のホームページも記載されていない楽譜の改訂が、
2004年にひっそりと行われていました。

いくつかの大胆な改訂の中で特筆すべきは、
中間部にテナーサックスの「Jazz Style Obbligato Solo」が加わっていたこと。

太陽が沈み、夜が訪れたかのような雰囲気の中間部で奏でられるこのソロは、
熊本の夜の街の片隅で響き渡るJazz演奏を暗示しているかのようでした。

夜の街のJazzバーからこぼれるかすかな光が、
復興への希望の光となり、
やがて再び太陽が水平線に燃え上がるような後半部へと続く・・・

ように思えたのです。

もちろんこのソロは、震災の影響も残る中、調整して参加した
熊本ウインドのHさんが演奏したことは言うまでもありません。



真島氏への想い、熊本への想いをもって選曲した楽譜には、
真島氏の十八番ともいうべきJazz soloが加わり、
それを、熊本ウインドに所属するHさんが演奏する希望の光によって、
再び希望と力を取り戻した太陽を導く・・・。

うまく表現できませんが、
今年の演奏会前の合宿中、出演者はみな、
偶然にしては出来すぎのストーリーに鳥肌を立てていました。


地震大国に住む我々にとって、決して他人ごとではないからこそ。
熊本への想い、真島氏の想い、そして吹奏楽団Festaとしての想い。

今日という日に、いま一度かみしめたいと思います。



・・・そして。
一年前には開催を断念した熊本ウインドオーケストラの演奏会が2年ぶりに開催されます!

チャンスがある方は、ぜひ伺ってみてはいかがでしょうか。

-------
熊本ウインドオーケストラ
第29回定期演奏会
2017年5月5日(金・祝) 13:00開場 13:30開演
熊本県立劇場コンサートホール
入場料 一般1,000円 学生800円

http://kumamotowind.com/

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こんにちは、皆様お元気ですか?

4月に入って新年度がスタートしましたね。
環境が変わられた方はもちろん、同じ環境でも新たなメンバーが入ってくるなど、
やはり新年度は気持ちがフレッシュになりますね。

さて、そんな新年度に合わせて、
年末年始にしか活動しないフェスタが、オフシーズンの新たな企画をスタートしますよ!
題して「Festa Youtube Series」♪

フェスタの演奏は、すでにたくさんYoutubeに上がっています。
過去に16回の演奏会を行っている当団の過去の演奏を、
時にまじめに、時にノリノリで紹介していくコーナーです。


Vol.1は、何から紹介しようかと迷いましたが・・・
やはり「春」がテーマのこの曲、
アルフレッド・リード作曲の「春の猟犬」から参りましょう!



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